富士の麓は空飛ぶ少年の滑走路だ

あの日、彼は確かに空を飛んだ。ある人には罵倒され、でも言外で励まされながら、そして大勢に見守られつつ空を飛んだ。空を飛ぶまでの助走、彼は背負うものがあった。背負う責任があった。彼は考える。自分が持てるものか、持っていけるものなのか、それをどうやって持っていくかを考える。誰も答えをくれやしない。でも分かるのは、空を飛ぶ為には走るしかない事。考えるけれども、背負う事を決めた彼には迷いは無い。唯真っ直ぐ、ひたむきに前を見て走る。走る。走る。振り返ることはせずに彼は走った。
その時、彼に見えた、景色は何だったんだろう。


後悔とか過去に、戻りたいとは思わない。そう言える松本さんの真っ直ぐさとか見据える強さとか羨ましいなぁと思いつつ、そういうとこ好きなんだなあぁぁと思います。今年一番の大舞台見れて良かった。経験をつんだ松本さんがこれからどんな事を魅せてくれるのか楽しみにしてます。お誕生日おめでとう。世界一の幸あれ!